以前ドライブした山形県の笹谷峠です。
仙台と山形を結ぶルートですが、現在は高速道路で1時間弱で行けるため、通行量は少ないです。冬の間は通行止めになるので、紅葉狩りが年内最後の通行となり、カメラを持っていきました。東北の紅葉はとても色鮮やかで、本当に綺麗ですね。
このルート、江戸時代は、仙台城と山形城を結ぶ重要なルートだったとか。明治時代になって改修され馬車の往来が可能になったとか。国道286号。
道幅は対向車が来ると離合できるかどうか?といった感じで、少し狭く曲りくねった道で、180度ターンも多くあります。その分、木々が身近に迫って来て、木陰や木漏れ日、落ち葉等の自然が大変身近に感じられます。
後で知ったことですが、この笹谷峠!心霊スポットらしいです。
確かに夜、一人で運転して通るには、、、私は無理です。
思えば平安時代から人の往来があったという事ですから、その歴史を考えればいろんな事故や事件もあったことでしょう、出てもおかしくはないですよね。
また登山道もあって、登山客や森林浴?の方もみられました。稜線上に出れば、普通車が20台程度とめられる広場があります。ここに車を止めているのでしょう。笹谷峠は西に広けた谷の奥に位置し天気が避ければここから山形市や村山盆地から月山も望めます。標高910m付近の気温ですが、7月の最高気温22.2度 最低気温14.9度 平均18.2度と、九州の私には寒いほどです。日の出は7月が4時半 日の入が19時とのこと。
で、道中車の前に!!お猿さんの群れが!!!
東北道で何度かお猿さんを見たことがありましたが、サファリパーク以外で十数匹を一度に見るのは初めてのこと!
車を止めて車外におりて、シャッター!
距離は20mほど先。
暫く撮影していると、群れと私の間を横切る大きな体が視界にはいり、あっ!ボス猿だ!と気づきました。しっかり群れを守っているんだなーと、野生の本能みたいなものに感心しつつ、ゆっくり車に戻り、社内撮影に変えました。私の行動をチェックしたボス猿は、またどこかに消えました。たぶん木陰から監視しているんだろうと思いました。